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<<   作成日時 : 2017/10/31 01:29   >>

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2017年3月末をもって、自主避難者への唯一に公的支援であった原発避難の応急仮設住宅の支援が終了しました。津波被災者への住宅支援はまだ引き続き行われますが、一部の応急仮設住宅が残ったものの、この支援の打ち切りで避難世帯の多くが転居を余儀なくされました。

福島の場合、
本来ならもっとも恋しい故郷のはずが、もうそこに戻りたくないという皮肉な状況です。
帰りたくて戻ったものの、震災前とは違う環境に不安を感じざるをえないというお母さんたち。
帰りたくない福島に帰らなくてはならなかった子育てママの複雑な心境。
それぞれの家庭にそれぞれの事情があります。

自主避難から県内に戻った人の多くは、住み慣れた場所に戻ったという安堵感と、払拭できない不安の板ばさにあっています。また、数年間の強制避難のあとに避難解除された地域は、長年の放置で家や庭は自然の力に圧倒されていて、インフラの回復も遅れています。さらに、原発隣接地帯に居住していた世帯は、もう戻ることもかないません。
一方、切ない思いを抱えつつ避難先に定住した世帯もあります。
都内各地には、東日本大震災の避難者サロンが開かれ、さまざまな困難と闘いつつも明るく生きる避難者が集っています。


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荒川区のサロンは、毎月被災三県からの避難家族が集っています。7月のサロンでは、子供たちを連れて福島に戻った家族を見送りつつ、近くに借りた家庭菜園で採れたトマトを差し入れる人もいて、行く人残る人のそれぞれの姿が浮き彫りになりました。避難先で生まれた子供たちが笑顔で跳ねまわる姿に、すでに新しい生活の営みが始まっているのを実感します。
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